2023~2024冬シーズン雪崩情報スタート(11/30)
ウィンドスラブに要注意(3/4)

茶臼エリアは昨日3/3から朝にかけて10~20cmの降雪結晶主体の降雪があり、午前中、斜面は西風中風~強風の影響を受けて斜面には吹き溜まりができています。深い場所では40~50cm、吹き払い地帯は3/2にかけての暖気でできたクラストが浅い場所にありました。樅山東斜面 標高1320 10:30現在 曇り、気温-5℃、西北西強風、FP15~40cm

主に西風が強い時に風下斜面にウィンドスラブが発達するタイミングでスラブを刺激すると、簡単に破断して伝播(破断した層が一気に広がり破壊力のある大きな雪崩に発展する危険性があります。3月からは気温差が大きく日照も強くなり弱層が複数層にできてその後にまた弱い寒気時の降雪、その後の強風でウィンドスラブ化するというパターンが続きますので、降雪中とそのあとの強風時の入山は特に要注意です!